116th譲渡会、ありがとうございました

2021年10月31日(日) 13時~15時に清後区公民館で行われた譲渡会の報告です。

会場の設営を始めると雨が降り出しまた会場は体育館で広かったため肌寒くどうかなぁと思いましたが里親の方たちがカレンダーを受け取りに来てくださったりしてまずまずの39人の方に来場いただきました。

今回は参加猫総勢32匹うち初参加13匹という大所帯での譲渡会となりましたがトライアルの決まった猫が5匹(ちゃはく、ジャム、ミルキー、ゴーダ、タルト)と今回もうれしい結果でした。でもまだまだたくさんの猫たちが新しい里親さんを待っています。


うちには6月から預かり始めた4匹の猫の内2匹が残っています、全く人を受け付けない猫でシャー、パンチ、噛みつきと取り付く島もない猫たちで、1匹はチュールをへらに載せて差し出しても叩き落される始末でした、そんな猫を初めて撫でられたというお話です。

一ヶ月ほど前から2匹の内1匹が体調が悪くなりあまり餌を食べなくなってしまったのでチュールとパウチを朝晩あげることにしました、ケージの外から長いへらに載せてです、幸い叩き落す方の猫ではなかったので何とかシャーされながらも給餌に成功し、だんだん喜んで食べるようにもなっていきました。

その間も叩き落し猫は警戒して隅の方で様子を伺っていてたまにあげようとしてもシャーされるだけでした。

ところが2週間くらいすると「チュール食べたいかもー」って逃げなくなり、びくつきながらも口を出すようになり、ついには人のを横取りするようになってきました。

そうなるとケージの外からでは目標の猫にメインであげるのが難しいのでケージのドアを開けてあげてみると叩き落し猫は逃げちゃって目標のもう1匹にうまく給餌できるようになりました。

でも2,3日もするとチュールの魅力には勝てず逃げなくなりまた寄ってきて横取りし始めました、そのころにはチュールに夢中なので手がかなり近くても平気になっていました。

そこで昨日チュールをあげてる途中に思い切って背中を撫でてみると「えっ?」みたいな顔してびくっとしましたがパンチも噛みつきもされませんでした。

「おー」って感じでしたね。

4ヶ月でついに触れたかー、やったなーと思いましたが「やっぱり餌か」とも思いました。

3ヶ月全く馴れず触るどころか近よると逃げられ撫でようと皮手袋した手を伸ばしてもパンチされて噛みつかれるのがオチだったのが餌で寝返ったわけですからねぇ、餌は偉大です。

でも置いてある餌ではこうはいきませんから手からあげることで人はおいしい物くれるんだって猫も学習して人に対する警戒を緩めたんでしょうから餌は手段で人が馴らしたということもできます。

猫との付き合いは根気ですね、相手は勝手気ままですからね。

ちなみに次の日は逃げられちゃいました。


・ ご寄附の報告

今回の会場でのご寄付は30,455円をいただきました、ありがとうございます。

前回報告以降にご寄付いただいた方々のお名前を記させていただきます。

春日様(エダムの里親様)

池谷様(だんごの里親様)

佐藤様(ポコの里親様)

芹澤様(くーの里親様)

宇田川様(いと、ぎんの里親様)

勝又様(リストの里親様)

山本様

稲葉様

高田様

また心のこもった品々を誠にありがとうございました、前回以降と今回の寄附品を紹介させていただきます。



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