107th譲渡会、ありがとうございました

2021年5月23日(日)13時~15時に中畑南地区コミュニティ供用施設で行われた譲渡会の報告です。

暑いくらいの陽気でした。今回も会場は体育館で広く、誰のアレンジなのかまた床での展示だったので避難所かと思うような光景でしたが意外にもリラックスした雰囲気の譲渡会でした。来場者は27人、トライアルの決まった猫はいませんでした、最後の一歩が踏み出せなかった方が何組かいらっしゃいました、そんな時は言ってくださいね後ろから押しますから。

今日は猫の避妊、去勢手術の時期についてです。ほとんどの人が飼い猫の避妊、去勢をしていると思いますがいつしたらいいか迷うことがありますよね、一般に6~8ヶ月辺りと言われるんじゃないでしょうか。

日本獣医学会でも6~9ヶ月、もっと早くに行うこともあると書いています。 (https://www.jsvetsci.jp/10_Q&A/v20131202.html (日本獣医学会、"猫の去勢手術の時期について"))

アメリカではもっと早い時期の手術を推奨しているようです、アメリカで獣医師をしている西山ゆう子さんは5カ月までに行いましょうとブログで書いています。

またASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)では8週目から手術は可能でマーキングや望まない妊娠を防ぐには5か月までに手術をするといいでしょうと書いています。英語で避妊/去勢は Spay / Neuter っていうんですね。

https://yukonishiyama.com/spay-neuter-by-five/ (アメリカ在住獣医師 西山ゆう子、"猫の不妊去勢手術は5カ月齢までに行いましょう)

https://www.aspca.org/pet-care/general-pet-care/spayneuter-your-pet  (アメリカ動物虐待防止協会、"Spay/Neuter Your Pet")

アメリカの方が一般的に早いようですね、日本獣医学会ももっと早いこともあるって書いてますから医学的には問題なくて日本では何となくもうちょっと大きくなってからの方が安心よねって感じなんだと思います。

にゃんくるでも譲渡前の避妊/去勢を基本としています、小さすぎて手術できない場合も避妊/去勢を条件に譲渡しています。前回書いたように多頭崩壊や思わぬ妊娠を防ぐためです。譲渡会に来られる方でもやはり手術ですから不安に感じて手術済みの猫を希望する方も多いです。

5カ月だと体重も2~2.5kgくらいだと思います、ですから2kgを越えて5カ月をめどに避妊/去勢を行うようにしましょう。

もちろん猫には個体差がありますから不安な点は掛かりつけの動物病院へ相談してください。


次回の譲渡会は 2021年6月6日(日) 13:00~15:00 竈区公民館(竈1190-1)で開催されます。


・ ご寄附の報告

今回の会場でのご寄付は3,740円をいただきました、ありがとうございます。

前回報告以降にご寄付いただいた方々のお名前を記させていただきます。

佐藤様(ビヨンセの里親様)

鈴木様

田辺様

月光仮面様

また心のこもった品々を誠にありがとうございました、前回以降と今回の寄附品を紹介させていただきます。



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