71st 譲渡会、ありがとうございました

2019年9月1日(日)13時~15時、富士見原区集会所で行われた譲渡会報告をさせていただきます。沢山の子猫が参加して37名という沢山のご来場者があり、5匹の子猫の行き先が決まりました。

   *   *   *

昨年の静岡県御殿場市のふるさと納税クラウドファンディング「不幸な猫を一匹でも減らす為に...。地域で取り組む「地域猫活動」をもっと広めたい !!」の目標額が達成された後仲間と話した事です。

私「もしこれで来年もまたやるというなら、それは行政の怠慢だと思う。次は市として猫対策の予算を最初からちゃんと取って欲しい」

スタッフ「いや、猫の為に税金を使うなんて!と言う人が必ずいるよ」

そんな内容の会話でした。

で2カ月近く前に友人3人でいつもの月1ランチでの時の事です。

確かにいました、そういう人が。

私はこの友人達には猫活動の事は詳しく話してなくて、友人からは「どこどこのお店でポスター見たよ」とか、「譲渡会の予定が市の広報に載ってたね」とか、「私はこの後猫のお世話に行くの」とか、そんな程度の話しかしてないのです。

その友人の片方が唐突に「私達の税金を猫の為に使う」と言ったんですね。

こんな近くでそんな言葉を聞くなんて…唖然とし過ぎて反論も出来なかったのですが、その思考の元は何なのかな?

批判するのだけが好きな人が増えているご時世ですが、私達の活動が公的なものを巻き込んで成功してるように見えるのか?

何を勘違いしてるのかな?

そりゃ、市役所に来る猫の苦情はそのままボランティア団体であるウチの会に丸投げされ、動いてるのは私達スタッフだ。しかし会は完全なるボランティアで活動してるし(会費あり)その投げられたただ1つの事案の度に、スタッフは自費のガソリンを使って何往復してると思ってるのか。

因みに数字を言っておきましょうかね。

ウチに出ている費用は市環境課の予備費から年間10万円(今年は子猫の医療費に使い、とっくに消滅)

ウチの会にいる保護猫達は、猫譲渡の際に里親様にご負担いただいてる搬送費と、皆様のご寄付で生きているのだ。

大体がこういう人、苦情だけは言うんですわ。

ウチのスタッフ1人だけでいいから市役所で雇ってごらんなさい。給料だけで年間いくらになりますかね。

これ、いつも譲渡会会場で啓蒙の為に貼るポスターなのですが、貼る時に読んでしまうと不覚にもドッと涙が出るので、極力読まないようにしている1枚です。

この友人にそういう想像力が欲しいと思う。でも無い人って確実にいるんです。

まぁ無いんだから、無いものを望んでも仕方がないし、期待もしてないのだからやっている事の説明もしていない、とそういうわけでした。

ただ、上っ面でこういう批判をする人に接すると、その人自身の深くて暗い漆黒の淵を見せられたような気になる。

私達の活動は決して自己主張の為にやってるわけではないです。

いい人になりたいからやっているわけでもない。

やらざるを得ないから、やる人がいないからやっている。

以上、ちょっと個人的な怒り、というか無力感を書かせていただきました。


さて予告しておきますね(正式に分かったらお知らせします)

今年も市魅力発信課発の地域猫のクラウドファンディングをやるそうです。

う~ん、毎年だとウチら力尽きそう、と思うけど、それこそ「猫の為に血税を使うなんて」などという市民からの言葉をよく聞く職場なのかも知れません。だからこそのクラウドファンディングという方法なのかも?

昨年のクラウドファンディング目標額達成で、ウチの会には野良猫の避妊去勢手術代として20万円をいただきました。

ふるさと納税で何貰おうかな~と思っているそこのあなた!

返礼品は無いに等しいと思いますが、ご協力をお願い出来れば。

正式に分かったらお知らせしますので、構えて待っていてくださいね。

次回譲渡会は2019年9月16日(祭)13:00~15:00 高根西ふれあい広場友遊館を予定しています。


■ご寄附へのお礼報告


会場でのご寄付額は17,200円と、心のこもった品々を誠にありがとうございました。

今回の会場ではウチから猫さんが行っている里親様が挙ってご寄付の為にご来場下さり、また小さなお子様も募金箱にお金を入れに来て下さったり、皆様の真心を有難く受け取らせていただきました。

また私達スタッフに差し入れを下さる方もおられて、皆様の優しさに感謝致します。

件の友人に見せてやりたい(しつこいか)


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